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2004年06月02日

帝京大事前寄付金問題、財団への27億円追徴取り消し

朝日新聞(6/01)より

 帝京大学(東京都板橋区)医学部が受験生側から合格発表前に多額の寄付金を集めていた問題で、寄付金の受け皿の財団法人「帝京育英財団」(愛媛県大洲市)が所得隠しを指摘された約65億円について、高松国税不服審判所は大学が受け取っていた金であると認定、1日までに財団に対する約27億円の追徴課税を取り消す裁決をした。寄付金の振込先だった財団の口座が大学の「仮名口座」だったこともわかり、大学が財団をダミーとして利用していたことが明らかになった。

 財団は02年6月に所得隠しを指摘され、国税局から追徴課税されたが、これを不服として、審判所に不服審査を請求していた。

[同ニュース]
帝京大の事前寄付金受け取りを認定(四国新聞6/01)
事前寄付金、帝京大受領と認定・国税不服審判所(日経新聞6/01)

投稿者 管理者 : 2004年06月02日 00:04

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