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2004年06月04日

都教委の「君が代」処分、「学習指導要領」に沿ったもの 文科省大臣会見

平成16年5月28日大臣会見の概要

 東京都教育委員会が卒業式や入学式における国歌斉唱時に起立しなかった生徒を受け持っていた担任の教師を厳重注意指導すると決定したことについて,文科省大臣は記者会見で以下のように述べた。

記者)
 東京都教育委員会が、卒業式や入学式における国歌斉唱時に、起立しなかった生徒を受け持っていた担任の教師を指導すると決定したことについて、教職員組合が抗議の声明を出したり、一部では国旗・国歌法制定時の政府見解に反するのではないかという意見もありますが、大臣の所見をお聞きかせくだい。

大臣)
 学校は、学習指導要領に基づいて教育課程を編成し、実施しなければならないこととなっており、教員は、学習指導要領に基づいて児童生徒を指導すべき職務上の責務を負っております。実際に、教員が学習指導要領に基づいて指導を適切に行っているか否か、仮に不適切な指導を行った場合どのように対処するかは、学校を所管する教育委員会が適切に判断すべき事柄です。学習指導要領の「入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」という規定に基づいた指導についても同様であり、東京都教育委員会において、このような観点から判断されたことと思っております。


投稿者 管理者 : 2004年06月04日 00:05

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