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2004年06月06日

「自衛隊イラク派兵差止訴訟」第1回口頭弁論、6月18日名古屋地裁で 原告側4人の意見陳述を予定!

 去る2月23日に名古屋地方裁判所に提訴した「自衛隊イラク派兵差止訴訟」の裁判ですが、原告も第一次(1,262名)、第二次(1,101名)合わせて計2363名となりました。さらに6月末まで延長して第三次提訴の原告を募っています。
 そして、いよいよ裁判が始まることになりした。第1回口頭弁論(民事訴訟ですのでこういう表現になります)が6月18日(金)午後1時30分から4時10分までと決定しました。平日の午後ですが、皆さん、是非傍聴に来て下さい! 第1回口頭弁論の概要は次の通りです。

「自衛隊イラク派兵差止訴訟」第1回口頭弁論

日時: 6月18日(金)午後1時30分〜4時10分(集合は午後1時!)
場所: 名古屋地方裁判所 1号法廷
    (地下鉄名城線「市役所」駅5番出口より西へ徒歩7分)
内容: 1)訴状陳述(約1時間)
    2)弁護団長の意見陳述
    3)原告4名の意見陳述
      (私も意見陳述します)
    4)札幌、大阪の裁判の弁護士の応援陳述
備考: 口頭弁論終了後、下記の通り「報告集会」を行います。
     時間: 午後4時30分〜5時30分
     場所: KKRホテル名古屋 会議室
         (名古屋地方裁判所西)

 多くの皆様に来て頂いて傍聴席を埋め尽くしたいと願っています。原告になっている皆様には「訴訟の会」事務局の方から「口頭弁論参加通知ハガキ」が送付されているかまたはメールで連絡がすでに行っていると思いますのでそれで参加のご連絡を事務局の方へお願いします。
 原告以外の方々も傍聴することができます。もし傍聴希望者が多い場合は先着順の可能性もありますが、途中休憩時に入れ替えたり、また待機室を用意するなどして対応を考えています。名古屋以外でも全国各地から応援や励ましで駆けつけてくれればとても心強いです。報告集会後もお時間のある方は懇親会などでも交流を深めたいものです。
 訴訟の詳細はホームページ(www.haheisashidome.jp/ )をご覧ください。訴訟の概要、訴状全文、訴訟の会会報「差止news」創刊号(5月17日発行)などが掲載されています。また第三次原告手続きもインターネット上で出来るようになっています。

2004年5月26日(水)
池住義憲(いけずみよしのり)
国際民衆保健協議会(IPHC)日本連絡事務所代表

6月18日(金)第1回口頭弁論での原告側「意見陳述」予定者とプロフィールは,以下の通りです(訴訟の会ボランティア・スタッフ「たんぽぽ」さんによる紹介文です)。

1)麻田和歌子さん(82歳)
 麻田さんは15年戦争の時代を全部体験。岡崎市を中心にして有事法制反対や平和運動など幅広く市民運動の先頭にたって取り組んで来られた方です。
「いずみの会」にもつらなっています。以前から「死ぬ前に是非とも私の『遺言』としても言っておきたい」という気持ちを持ち続けていました。

2)池住義憲(59歳)
 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会代表。
東京YMCAおよびアジア保健研修所での30年にわたるNGO経験を経て、現在、国際民衆保健協議会日本連絡事務所代表、大学で非常勤講師も務めています。日本国内および途上国で、NGOワーカーや行政職員、教師などを対象にした研修のファシリテーター・講師としても多忙な毎日を送っています。近著に監訳『平和・人権・NGO』04年(新評論)があります。

3)きくちゆみさん(40歳代)
 お茶の水女子大学卒業後、マスコミ、金融界を経て、1990年より環境問題の解決をライフワークに。9.11事件をきっかけにグローバルピースキャンペーンを立ち上げ、16カ国の市民の協力で米国主要紙に反戦・平和の意見広告を出すなど、国際的な活動を展開。普段はハーモニクスライフセンターで子育てをしながら半農半著暮らし、農閉期の冬は家族で世界各地の平和で持続可能な社会を目指す仲間たちと交流。著書に『地球と一緒に生きる』『バタフライ』(共に八月書館)、『超自然派生活のすすめ』(大和出版)、訳書に『戦争中毒』(合同出版)、『一本の樹が遺した物』(現代思潮新社)他。「デニス・クシニッチのメッセージを広め、彼を大統領にすることが最も緊急で重要」と「アメリカに平和の大統領を!キャンペーン」を立ち上げ、日米で「平和省」の設立を目指している。(「デニス・クシニッチ〜アメリカに平和の大統領を〜(2003年10月発行)著者紹介文より抜粋)

4)伊藤めぐみさん(19歳)
 伊藤めぐみさんは、イラクの子どもの写真を首にかけ、静かに大胆に戦争反対を、訴え続けています。2003年12月のクリスマスで賑わう名古屋・栄三越ライオン前にて、めぐみさんは、賛同する仲間と共に終日、街行く人に小さなピンク色でハート型の投票用紙を配り、自衛隊派遣についての賛否を問う街角アンケートを実施しました。投票結果は、自衛隊派遣に反対する人の数が圧倒的に多数でした。投票した若者から年配の方達の想いが書かれた投票用紙を集計した後で、小泉首相に宛てて送付しました。差止訴訟の会の事務局の多忙な作業を手伝っています。


投稿者 管理者 : 2004年06月06日 00:19

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