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2004年06月22日

都立の大学を考える都民の会主催、「どうなっているの?都立の大学」6月20日集会の報告

「意見広告の会」ニュース166より転載

6/20集会の報告(都立大学)

◎ 2004年6月20日:「都立の大学を考える都民の会」は,参加者100名をこえる盛況の内に幕。教員,組合,助手,院生,学生それぞれの立場からの現状報告がなされた。(以上「やさしいFAQ」より)

以下、質疑応答を含め特に注目すべき発言をご紹介致します。

・教員
 大学管理本部の学則案の対抗修正案を作った。都市教養学部は200名を越える大所帯になるため、教授会の代議員制が管理本部案として提示されている。しかも代議員は学部長などによる指名制となるのではないかと思われる。
 新大学については、教員集団の中で崩壊が始まっている。その現れの一つとして「逃散ネット」が形成されているようだ。
 これだけ都がむちゃくちゃをやって、それをある程度押し戻してそれなりの大学ができたとして、それが良いことかどうか。個々の研究者のことを考えるといちがいには言えないが、疑問を感じるところではある。
都大OB
 今の世の中の大きな動きの一環として見る必要がある。大学内部の視点だけで考えていてはいけない。給料云々など、細かい話が多すぎる。承諾書を出さない、訴訟に持ち込むなどして闘うべきだ。
 都、管理本部のやり方は法的に問題がある。ならば、正式に法的な闘争をしなければいけない。ところが今は、ヤクザを相手にするのはイヤだと言って引っ込んでしまっているのではないか。
 新大学ができると旧大学を併せて、5大学状態になる。旧大学は総長選など行うのか。
・教員
 規約が今のままなら旧大学として行うはず。
・都民の会
 12月と言われていたが、9月都議会で新大学の条例案が審議されるかも知れない。だから9月に2/28を上回る集会を持ちたい。大学各層、各団体が一体となって都と闘って欲しい。


投稿者 管理者 : 2004年06月22日 02:46

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