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2004年06月28日

山梨大大学院女性助教授、 「部下への嫌がらせ」理由に退職強要 医学部長らを損賠提訴

「医局員の言い分で退職強要」部長らを損賠提訴−山梨大大学院女性助教授

毎日新聞(6/26)より

 上司の立場を利用して嫌がらせをする「パワーハラスメント」をされたという医局員の申し出を信じ、事情も聴かずに退職を強要したとして、山梨大大学院医学工学総合研究部の女性助教授が25日までに、同部長と同部の医局員2人の計3人を相手取り、慰謝料など計1600万円の損害賠償を求め甲府地裁に提訴した。
 訴状などによると、医局員は昨年9月末、「助教授は人の意見を全く聞かず、一度気にくわなくなると無視し続けるなどパワーハラスメントをされた」と訴える申立書と辞表を同部長に提出。申し立てを受けた同部長は助教授の言い分も聞かず、助教授に退職を強要した。助教授は「訴えの内容はパワーハラスメントではない。また、事情も聴かずに一方的に退職を強要するのは不当だ」と訴えている。
 同部長は「(学内に)調査委員会を設置して、調査しているので、コメントできない」と話している。【鷲頭彰子】

部下への嫌がらせ理由に退職強要 山梨大助教授が医学部長らを提訴

東京読売新聞(2004/06/26)

 山梨大大学院医学工学総合研究部の女性助教授が、職務権限を背景に部下へ嫌がらせをする「パワーハラスメント」を行ったとの理由で退職を迫られたのは不当として、同大医学部長らを相手取り、慰謝料など約1600万円の損害賠償を求める訴訟を甲府地裁に起こした。
 訴えによると、助教授は昨年十月、「パワーハラスメントを受けた」とする医局員ら八人から話を聞いた医学部長に、数回にわたって退職を迫られた。医学部長は助教授から一切事情を聴かず、一方的に退職を迫ったとしている。
 助教授は「あくまで指導の範囲でパワーハラスメントはなかった」などと主張している。大学側は調査委員会を設けて事実関係を確認中で「現段階ではコメントできない」としている。


投稿者 管理者 : 2004年06月28日 00:32

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