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2004年06月29日

福井県立大の地域貢献研究 県民審査を経て18件を選定=全国初

時事通信(6/28)より

 福井県はこのほど、県立大学の教員による地域貢献研究に対する奨励研究費の交付に関して、全国初の取り組みである県民審査を経て計18件の研究を選定したと発表した。今年度の1件当たりの交付額は62万円から224万円で、交付総額は2000万円。
 奨励研究費の交付に対しては、5月までに計48件の申請があった。公募で選ばれた主婦や会社員ら5人と各分野の専門知識を持つ5人の計10人の県民が、教員によるプレゼンテーションを経て25件に絞り込み、西川一誠知事が18件を最終的に選定した。
 選ばれたのは、(1)県の地域特産種で絶滅の恐れがある淡水魚「アラレガコ」の人口採卵技術の開発(2)県内で小麦と大豆の二毛作システムを確立するため、開花時期決定遺伝子を利用した大麦並みの早生小麦の育成(3)アジやトビウオなど利用度の低い若狭湾の回遊魚を原料とした新しい水産発酵食品の開発―など。


投稿者 管理者 : 2004年06月29日 00:16

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