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2004年07月01日

東北大医学部寄付金問題 訴状陳述を保留−第1回口頭弁論

毎日新聞(6/30)より

 ◇艮陵医学振興会寄付金返還訴訟
 東北大学医学部教授らで作る財団法人「艮陵(ごんりょう)医学振興会」への寄付金を返還するよう米沢市長に求めた住民訴訟の第1回口頭弁論が29日、山形地裁(畑中芳子裁判長)で開かれた。
 畑中裁判長は国立大学が独立行政法人化されたことを指摘。同振興会と国となっている返還請求先を再度、特定するよう求め、訴状の陳述は保留された。原告側は訴状を再検討する。次回は10月5日。
 訴状によると、米沢市は03年3月、同市立病院長名義で同振興会に120万円を寄付。同振興会から国の機関である東北大学医学部脳神経外科に渡された。
 原告は「地方公共団体が国の機関に寄付金を支出するのは違法。目的が研究助成とあるが、使途は不透明」とし、「市監査委員が補てんを勧告したのに米沢市長が従わなかったのは違法」として同振興会と国に返還請求するよう求めている。


投稿者 管理者 : 2004年07月01日 00:06

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