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2004年07月19日

四国学院短大など来年度から募集停止

四国新聞(7/17)

 四国学院短大(末吉高明学長)と徳島文理短大(勝沼信彦学長)香川校が、来年度から学生募集を停止することが十六日分かった。少子化や高校生の四年制志向による学生減少が主な理由。両短大はいずれも四年制大学に併設されており、定員減や教育内容の継承などは、大学の拡充、再編で対応する考え。早ければ今春の入学者が卒業する二〇〇六年三月末に閉校となる。

 募集停止するのは、善通寺市文京町の四国学院短大英語科(定員四十五人)とさぬき市志度の徳島文理短大香川校地域ビジネス情報科(同八十人)。現在の在学者は四国学院が二学年三十四人。徳島文理は同二十二人となっている。

 四国学院短大は一九五九年、基督教学科と英語科の二科で設立し、六二年から英語科のみ。在学生は一九九〇年代の約二百四十人をピークに減少傾向。英語科の〇三年度末までの卒業生は三千六百六十二人。

 四国学院大は〇三年度に短大定員の一部を改組し、社会学部カルチュラル・マネジメント学科を開設。高校生の四年制志向を踏まえた学科の拡充を進めている。

 徳島文理短大地域ビジネス情報科は、一九八七年に開設した経営情報科を二〇〇三年から名称変更。ピークの一九九三年度卒業生は三百九十九人だったが、その後は減少傾向にある。〇三年度末までの卒業生は二千九百九十二人。

 徳島文理大では今春、専門職大学院の総合政策研究科を設置。地域ビジネス情報科での教育内容も吸収しているとしている。


投稿者 管理者 : 2004年07月19日 00:09

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