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2004年07月24日

横浜市立大、理事長・副理事長決定(新聞情報−追加)

横浜市大理事長予定者に宝田良一氏

東京新聞(7/23)

 来年四月に独立行政法人化する横浜市立大学の人事が二十二日、新たに決まった。理事長予定者には、横浜市中区の元町商店街で、洋食器店代表社員を務める宝田良一氏(56)、副理事長予定者には、多摩大学教授の松浦敬紀(たかのり)氏(64)がそれぞれ決定した。

 市大理事長は当初、元慶応大学教授の孫福弘氏=当時(64)=が就任予定だったが、先月十七日に急逝。市は新しい理事長を検討していた。

 宝田氏は現在、市教育委員を務めるなど教育問題にも精通している。宝田氏は「市民が自分の大学のように思え、学生が国際的な人脈をつくれるような改革を進めたい」と抱負を述べた。

 松浦氏は多摩大学で学内業務も統括し、同大学の改革を進めた実績が評価された。同氏は「孫福さんが定めた方向性を実務面で生かす。偏差値にとらわれない、オンリーワンの大学を目指したい」と話した。

 宝田氏は来年四月に就任予定。松浦氏は八月に横浜市大学改革推進本部最高経営責任者に就任し、来年四月からは副理事長に就任することになっている。

新理事長に宝田良一氏、副理事長は松浦敬紀氏−横浜市大/神奈川

毎日新聞地方版(2004/07/23)

 横浜市は22日、急逝した孫福弘・前横浜市大理事長予定者の後任に市教育委員の宝田良一氏(56)を決めた。また、副理事長予定者として多摩大経営情報学部教授の松浦敬紀氏(64)を決定。両氏の就任は、市大が地方独立行政法人となる来年4月の予定だが、松浦氏は来月から最高経営責任者として市大改革を担当する。
 宝田氏は、横浜青年会議所理事長や02年ワールドカップサッカーの市民の会会長などを歴任。昨年、市教育委員に就任した。松浦氏は経営組織論や職業論、組織文化論などが専門。中田宏市長は会見で「進むべき方向は孫福先生が構築した。これからは実行する時期。それを意識した」と人選の理由を説明した。
 宝田氏は「横浜を愛する者として、市大が市民に意義ある大学、学生や卒業生が誇れる大学となるよう尽力する」と抱負を語った。松浦氏も「市大改革の動向には関心を持ってきた。孫福さんが示した方向で進めていきたい」などと話した。

横浜市大法人化後の理事長 市教育委員の宝田良一氏に内定=神奈川

東京読売新聞(2004/07/23)

 横浜市立大学は二十二日、来年四月に独立行政法人化した後の理事長に、市教育委員の宝田良一氏(56)、副理事長に多摩大教授の松浦敬紀氏(64)を内定したと発表した。
 同大では、大学改革推進本部最高経営責任者(CEO)で、理事長に就任する予定だった孫福弘氏が先月十七日に亡くなったため、後任を探していた。松浦氏が来月からCEOに就任して独立行政法人化までの実務を担当、宝田氏は来年四月に就任する。
 宝田氏は、同市中区の元町SS会理事長や「二〇〇二年ワールドカップ市民の会」会長などを務めた。松浦氏は経営組織論などが専門で、多摩大経営情報学部長として大学改革に取り組んできた。
 宝田氏はこの日開かれた会見で、「市民が誇れ、国際的な人脈ができる大学を目指したい」と述べ、松浦氏は「世間の常識が通じ、偏差値にとらわれないオンリーワンの大学にしたい」などと抱負を語った。


投稿者 管理者 : 2004年07月24日 00:22

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