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2004年06月10日

学長職務執行停止要求 広島女学院大教授の仮処分申請却下=広島

大阪読売新聞(2004/06/10)

 広島女学院大(広島市東区)の西垣二一(つぎかず)学長が教授会の信任を得ずに任期の切れた四月以降も学長を続けるのは教育を混乱させるとして、教授ら二人が四月からの職務執行停止を求めた仮処分申請について、地裁の辻本利雄裁判官は九日までに「職務執行を停止する必要性は認められない」と却下する決定を出した。二人は近く高裁に抗告し、訴訟も起こす方針。
 決定によると、学長候補者選考委は昨年八月までに、西垣学長ら二人を選出したが、理事会で西垣学長に絞られた。昨年十二月の教授会の承認投票では「承認」が半数以下だったが、理事会は西垣学長の職務継続を決定した。
 辻本裁判官は「候補者選考の主体が人事規定からは明らかでなく、これまでも一定の方法で行われたとは認められない。生じる損害も不明」と、西垣学長の違法行為と認めなかった。


投稿者 管理者 : 2004年06月10日 00:46

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