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2004年08月16日

山形大、セクハラ訴えられ2教授退職 隠蔽の疑いも

朝日新聞(8/14)

 山形大学工学部(山形県米沢市)の男性教授2人について、セクハラを受けたという女子学生の相談を受けた学部当局が、規則上の手続きを取らないまま2人を依願退職させていたことが分かった。文部科学省は隠蔽(いんぺい)の疑いがあるとして来週にも同大に調査を求める。

 同大によると、昨年7月、教授(63)が酒に酔ってアパートに押し掛けてきてセクハラ行為を受けたとの訴えがあった。教授は直後に病気を理由に休職、今年3月に依願退職した。同月には別の教授(61)が「大学院に進学したいなら学会に参加した方がいい」と別の女子学生を誘って上京し、ホテルで同じ部屋に宿泊させられたと相談があった。この教授も4月に依願退職した。

 同大規則では、セクハラ相談は、学部内の委員会で調査などをした上、学部長が学長に報告して処分について検討し、教授会に報告するが、学部側は「調査結果が信用できない」「すでに辞めた人」として学長や教授会に報告せず、依願退職を認めたという。

 仙道富士郎学長は「セクハラ行為が事実で、報告がないなら問題だ」と話している。

[動画ニュース]
山形大学工学部 セクハラを訴えられた男性教授2人が依願退職(NNN8/14)
[同ニュース]
山形大教授が女子学生にセクハラ、学長に報告せず退職(読売新聞8/14)
山大工学部教授がセクハラか・女子学生訴え(山形新聞8/15)

投稿者 管理者 : 2004年08月16日 00:37

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