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2004年08月16日

沖縄国際大、米軍封鎖 学長の立ち入りさえたったの3分 軍事優先の有事法制そのもの

沖国「情報入らず」憤り

沖縄タイムス(8/15)

 「普天間飛行場の一日も早い返還を」「米軍機の飛行を止めろ」。米軍ヘリの墜落事故を受けて十四日、大学側や県内の市民団体、労組などから政府や県、米軍に対し、抗議や要請が相次いだ。「飛行場がある限り、同様の事故は再び起こる」との懸念と、日本側の現場立ち入りを認めない米軍の対応に、県民の反発は高まる一方だ。

たったの3分

 沖国大は同日午前、米軍ヘリ墜落事件対策本部を開き、大学側が現場に立ち入りを制限されていることを問題視し、ヘリ機体など証拠物件を差し押さえ、押収するよう求める要請文を県警に提出した。

 午後七時前に、渡久地朝明学長に本館立ち入り許可が出され、那覇防衛施設局職員の立ち会いで入館したが、わずか三分程度の“視察”だった。本館から出てきた渡久地学長はぶぜんとした表情。大学職員に促され、足早に学外に立ち去った。

 大城健太郎広報課長は外務省や米軍から依然、連絡が一切ないことも明らかにした。新たに確認された被害はなく、インターネット回線の復旧を急いでいるという。

 十五日も対策本部を開き、週明けにも、日米両政府の関係機関に抗議行動を予定している。

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投稿者 管理者 : 2004年08月16日 00:40

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