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2004年08月18日

鹿児島国際大学教職員の身分を守る会、第3回総会を開催

「鹿児島国際大学教職員の身分を守る会」ニュースNo.9 より抜粋

 守る会第3回総会を開催しました
  ご参加ありがとうございました!

 教員採用をめぐって懲戒解雇された鹿児島国際大学の田尻・ハ尾・馬頭3教授を支援する守る会第3回総会が、去る7月17日鹿大教育学部で開催されました。当日は、全国連絡会、連合鹿児島、全労連等の各団体、市民のみなさま方約60人のご参加をいただきました。ありがとうございました。
 当日は、平井事務局長から裁判傍聴活動を基調とする報告や今後の活動の提起(別記参照)がなされ、小堀弁護士からは裁判の行方についてお話し頂きました。また、各団体からは、「全労働者にかけられた攻撃」と受け止め、「裁判の勝利まで支援したい」という力強いごあいさつをいただきました。
 3教授からはこれまでのご支援に深く感謝しつつ、今後、裁判の勝利の日までがんばる決意が述べられました。
 今後、守る会としては、各団体や鹿児島県民に広く呼びかけて支援の輪を大きく広げる活動を行っていこうと思っています。今後とも、みな様の変わらぬご支援とご協力をお願いします。

裁判の傍聴へのご参加をお願いします!
 
次回の口頭弁論が以下の日程で行われます。大変重要な裁判です。ご参加のほどよろしくお願いします。
  第10回口頭弁論は、8月9日(月)13時30分から16時30分
    田尻証人、亀丸証人に対する尋問
  第11回口頭弁論は、8月13日(月)13時30分から16時30分
    馬頭証人、八尾証人に対する尋問です。

2003年度活動経過報告

 2002年6月の結成総会から本格的に活動を始めた「鹿児島国際大学の教職員の身分を守る会」も、発足から丸2年が経過しました。昨年の第2回総会以降の「守る会」の活動は、裁判への傍聴を中心とするものでした。 以下では主な活動を簡単に紹介したいと思います。
(1)裁判傍聴活動
昨年から今年にかけて、裁判もかなり進展し、学園当局が南日本新聞社と八尾教授を相手取っておこした名誉毀損裁判では、被告側の主張が全面的に認められ、また、学園当局により仮処分決定に対する異議申立についても、学園当局側の主張が全面的に退けられるなど、裁判のなかで、解雇処分の不当性が明らかになりつつあります。解雇無効・地位確認等を請求した裁判(私たちは本訴と呼んでいます)では、被告・原告双方からの尋問(証人尋問と本人尋問)に人っており、結審そして判決の日もそう遠くはないと考えられます。「守る会」では、裁判の傍聴を「守る会ニュース」などで呼びかけるとともに、裁判終了後に弁護士を交えて裁判の進行状況や今後の課題などについて話し合う意見交換会を持ってきました。また、裁判の経過について「守る会ニュース」で適宜会員の皆さんにお伝えしました。
(2)情宜活動
 「守る会ニュース」を適宜発行し、裁判の状況等を会員の皆さんにお伝えしました。また、昨年12月に、事件の経緯と裁判の経過をわかりやすく説明したパンフレット(「鹿児島国際大学不当解雇問題をご存じですか?」)を作成し、天文館でのアピール活動を実施、多くの市民にこの問題への理解を求めました。
(3)他団体との連携
 全国連絡会とは必要に応じて連絡を取っていますが、昨年9月に同会が開催したシンポジウムには「守る会」からも参加し、また、同会が本年発行したブックレット『いま、大学で何がおきているか』を購入し、鹿児島地域での浸透を図っています。また、「守る会」発足時から支援を受けている連合鹿児島、鹿児島県労連のご理解をいただき、本年5月3日に開催されたメーデー会場で、3教授からのアピールを行うことができました。
 以上のように「守る会」のこの間の活動は裁判傍聴を中心とする地道な活動が中心となりました。しかし、昨年12月の天文館での街頭アピールで、多くの市民の方が関心を寄せてくれたことに見られるように、事件の経緯や裁判の内容をわかりやすく伝えれば多くの市民の理解と共感を得ることができるとの実感をつかむことができた1年間ではなかったかと思います。幹事会も21回を重ね、転出等によりメンバーの交代もかなりありましたが、事件の全面解決にむけて3年目の活動に人っていきたいと思います。


投稿者 管理者 : 2004年08月18日 00:30

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