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2004年08月19日

4000人以上の科学者ら、ブッシュ政権の科学政策を批判(上)

Hotwired Japan(8/18)より部分転載

 ノーベル賞受賞者48人を含む4000人以上の科学者が、科学者の助言に対するブッシュ政権の姿勢を非難する声明に署名した。大統領選挙を控え、科学と政治との関係もいっそう予断を許さないものになりつつあるようだ。
 これまでも、科学者個人や団体が、連邦政府による特定の政策に反対の声を上げた例はいくつかあった。ロナルド・レーガン大統領時代の戦略防衛構想、いわゆる『スターウォーズ』計画もその1つだ(日本語版記事)。しかし、これだけ広範な科学者コミュニティーが、大統領の科学政策全般に反対を表明したのは初めてのことだ。
 ブッシュ大統領は昨年11月、物理学者のリチャード・ガーウィン氏の「重要な国土安全保障問題に関連した貴重な科学面での助言」に対し、科学栄誉賞を授与した。しかしそのわずか3ヵ月後、ガーウィン氏はブッシュ政権が科学に関する助言を悪用、抑圧、歪曲したと糾弾する声明に署名している。
 ブッシュ政権と科学者たちは4年近くにわたって反目を続けてきたが、大統領選が行なわれる今年に入って対立は激しさを増している。政府が大統領諮問委員会から著名な科学者たちを排除する一方で、科学者団体はブッシュ政権が科学を濫用したとする例を挙げ連ね、両者は会合や学術雑誌で非難の応酬を続けている。
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投稿者 管理者 : 2004年08月19日 00:37

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