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2004年10月14日

06年開学 札幌市立大 教員足りない!? 公募1カ月*55人枠まだ8人

北海道新聞(2004/10/13)

 二○○六年四月の開学を目指す札幌市立大学(仮称)の教員への応募が低調だ。公募を始めて一カ月が経過したが、助手から教授まで五十五人の募集に対し、これまでの応募はたった八人。市の大学設置準備室は「問い合わせはかなりの数に上るので、最終的には問題はないと思う」と話すが、看護学科の教員は全国的に人材が少ないだけに、不安の声も上がっている。
 募集はデザイン学部デザイン学科の二十一人と、看護学部看護学科の三十四人で、九月十日から公募を開始。締め切りは十一月一日で、同月中に書類審査と面接を行い、十二月中には採用者を内定したい考えだ。
 しかし、十二日現在の応募件数はデザイン学科五人、看護学科三人にとどまっている。
 市はホームページでも募集要項を公開している。アクセス件数は二千五百件を超え、電話やメールでの問い合わせも百件以上。市の大学設置準備室は「これまでの業績などを教育研究業績書を書くのに時間がかかっているものと思われる。ドイツやアメリカ、韓国など、海外からの問い合わせも多いので、締め切り間際に応募がどっと来るのでは」と期待を寄せている。
 ただ、看護学科については、看護学科を持つ大学がこの十年間で四倍の百二十校に増え、大学教員資格を満たす人材が全国的に不足しているのも事実。同準備室は「最終的には応募人数が募集人員を超えると思うが、ほしい人材が集まるかが問題だ」と話す。
 同準備室は、十一月の締め切りまでに募集人員を満たせなかった場合、再募集か、他大学からのスカウトも検討している。


投稿者 管理者 : 2004年10月14日 00:21

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