個別エントリー別

« 首都大東京に「産業アート」新設 実務大学院も開設−06年度 | メイン | 東北大学職員組合、声明「役員会は、拙速な寒冷地手当改定を中止して、経営者に相応しい説明責任を果たすべきである」 »

2004年10月25日

学生無年金障害者、福岡訴訟が結審 来年3月25日判決

西部読売新聞(2004/10/23)

 学生時代に障害を負いながら、国民年金未加入を理由に障害基礎年金を受けられない大野城市の男性(38)が国を相手取り、不支給取り消しなどを求めた「学生無年金障害者」福岡訴訟が二十二日、福岡地裁で結審した。判決は来年三月二十五日の予定。
 男性は九州大三年生の時、重度の精神障害と診断され、現在は両親の介護を受けて生活している。男性は国民年金に加入しておらず、障害基礎年金は支給されていない。仮に支給されれば、月額約6―8万円になる。
 男性の弁護団は「当時、学生は任意加入で、未加入なら障害基礎年金が支給されないことは、ほとんどの国民が知らなかった。制度自体が憲法違反で、国は周知徹底義務も怠った」と主張。
 これに対し、国側はこの日「保険料を納めなかった人に支給を認めると、かえって不公平になる」などと反論する最終準備書面を提出した。


投稿者 管理者 : 2004年10月25日 01:26

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/2115

コメント