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2004年11月01日

山形大に来春新設の地域教育文化学部 運営支援財団設立へ

河北新報(10/29)

 来春、教育学部に代わる新学部として再編される山形大の地域教育文化学部を支援しようと、財団法人「やまがた教育振興財団」が設立されることになった。教員養成カリキュラムを確立するための調査研究事業なども行う方針。

 同学部は全国で初めて、大学・大学院の一貫教育により教員養成を行う。定員は教育学部と同じ240人で、地域教育(80人)、文化創造(75人)、生活総合(85人)の3学科から成る。

 財団は4年後から大学院生に奨学金を給付する事業を行うほか、学部運営を支援する目的で調査研究事業も実施する。来年度は、新学部の教授らに委託し、大学・大学院一貫教育の中で教育実習の在り方や適切な講義内容などを調査。ほかに奨学金事業の制度設計も対象にしている。

 基本財産は、教員OBらで組織する新学部支援組織からの寄付金1000万円と、県が負担する1000万円の計2000万円。運用財産は、来年度当初に県からの出資金600万円を見込むほか、財団の下部組織に募金活動を行う委員会を設置し、民間からの寄付も募る。

 27日あった設立発起人会では財団の理事長に大滝保東北大名誉教授を内定。来月上旬、県に財団設立を申請し、同下旬にも正式に発足する見通し。


投稿者 管理者 : 2004年11月01日 00:27

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