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2004年11月30日

一括運営法人設立を 愛知県立3大学

中日新聞(11/29)

 愛知県立の三大学(県立大、県立芸術大、県立看護大)の運営など、今後の方向性を示す有識者らによる県の検討会議(座長・奥野信宏中京大教授)が二十九日、名古屋市内で開かれ、最終報告を決定、神田真秋知事に提出した。

 最終報告は三大学を一括して運営する公立大学法人の設立や、県立大と看護大の統合を前向きに検討する必要性などを盛り込んだ。報告書を受け、神田知事は「報告書を真摯(しんし)に受け止め、方針をきっちり出していきたい」と話した。

 今回の報告には法人設立の具体的な時期などは示されていない。

愛知県立3大学 一括運営を提案

中京テレビ(11/29)

愛知県立の3大学(愛知県立大、愛知県立芸術大、愛知県立看護大)の再編などを検討してきた「県立の大学あり方検討会議」(座長・奥野信宏中京大大学院教授)は29日、3大学を一括して運営する公立大学法人の設立が望ましいとする報告書をまとめ、神田真秋知事に提出した。
県によると、長崎県が1法人2大学化の方針を示しているが、報告書通り1法人3大学化が実現すれば初めてという。
報告書は3大学を1法人で運営するメリットとして、教員の兼務など知的資源の共有化などを挙げた。
県は「意見を重く受け止め、県としての方針を決めたい」としている。

愛知の県立大、「1法人3大学」提言――検討会議、全国初の一括運営

日本経済新聞(11/29)

 愛知県立の三大学(県立大、芸術大、看護大)の将来像を議論する「県立の大学あり方検討会議」(座長・奥野信宏中京大大学院教授)は二十九日、三大学を一括して運営する公立大学法人の設置を求める報告書をまとめ、神田真秋知事に提出した。複数の公立大を一法人が運営するのは全国で初めて。また県立大と看護大については統合の検討が必要とした。
 有識者らでつくる同検討会議は愛知県が昨年八月に設置。少子化の進行で「大学全入時代」を迎えることを背景に、県財政が悪化する中で一般財源から年間約四十億円を支出する三大学の運営について議論を重ねた。
 報告書では、大学間競争の中で大学運営には経営の視点が必要とし、公立大学法人の設置が適当と判断。「一法人三大学」体制のもと、教員の兼務や施設の共同利用、財務や人事部門の一本化を推進し、間接コストの軽減を促した。法人化の時期は明記しなかった。
 大学統合については県立大と看護大は語学や福祉など共通して履修可能な領域もあることから、統合の検討が必要と指摘した。


投稿者 管理者 : 2004年11月30日 00:42

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