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2004年11月11日

札幌市立大教員不採用 「カリキュラム適合性を重視」 市が選考基準を説明

北海道新聞(2004/11/10)

 二○○六年四月開学予定の札幌市立大学(仮称)の教員選考で、応募した市立高専教員の四割が採用されなかった問題について、市の大学設置準備室は九日、不採用となった教員十二人に対し、選考基準などについての説明会を開いた。
 十月二十九日の不採用教員らで組織する市教育関係職員組合(委員長・畑俊明助教授)との団体交渉で、組合側から採用基準について質問が出た。
 ただ、採用基準自体は団体交渉の協議事項に含まれないことから、団体交渉とは別の説明会という形で開いた。
 教員側七人、大学設置準備室から橋本道政室長ら四人が出席した。準備室側がこれまでの経緯と教員の選考基準などについてあらためて説明した。
 準備室側は「市民論議をもとに基本計画はつくられた。カリキュラムはその理念に沿ってつくられ、教員選考は、カリキュラムに適合した教育研究をできるかという観点に重きをおいた」などと説明したが、教員側は「新大学の基本計画に掲げられている、理念とカリキュラムが合致していない」などと反発した。話し合いは二時間半に及んだが、平行線のままだった。


投稿者 管理者 : 2004年11月11日 01:03

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