個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 東大などが北京に拠点 少子化で留学生確保に本腰 »

2004年11月25日

イラク派兵違憲訴訟の会 自衛隊の活動停止求め市民らが結成

熊本日日新聞(11/23)

 自衛隊のイラク派遣は違憲として活動差し止めを求めた訴訟提起を準備している市民らが二十三日、「自衛隊イラク派兵違憲訴訟の会・熊本」を結成した。今後は原告への参加を呼び掛け、来年一月末の提訴を目指す。

 訴訟は、自衛隊派遣が(1)武力行使を禁じた憲法九条に違反する(2)イラクは非戦闘地域とはいえず、イラク特措法にも違反する、として自衛隊の派遣差し止めを要求。さらに、テロの危険性などで憲法が保障する平和的生存権が侵害されているとして、原告一人あたり慰謝料一万円を求める方針。

 熊本市の県教育会館であった結成大会には約三十人が出席。設立趣意書や会則などを承認後、代表に同市の藤岡崇信・真行寺住職、牟田喜雄・平和クリニック院長、中松健児・熊本市議の三氏を選んだ。今後、提訴に向けて「県内から原告とサポーター(支援者)を千人以上集めたい」としている。

 結成準備を進めていた「平和憲法を活かす県民の会」事務局次長の田中信幸さん(53)=熊本市=は「熊本市の陸上自衛隊第八師団の派遣が来年にも予想されており、司法の場でぜひ阻止したい。平和団体などに、広く支援を呼び掛けたい」としている。


投稿者 管理者 : 2004年11月25日 00:45

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/101

コメント