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2004年12月25日

私大・短大7校で定員割れ 県内、学生確保に必死

下野新聞(12/24)

 県内の私立大・短大十七校のうち約四割に当たる七校が本年度の定員を下回ったことが二十三日までに、県企画部の調査で分かった。七校中五校は前年度より定員割れが悪化、中には充足率六割を切った大学もあった。少子化で門戸が広がった東京など県外の大学に「学生が流出した」と嘆く声がある一方で、レベルを維持するために「相当な収入減でも踏ん張っている」という大学も。志願者減少で「大学全入時代」が三年後に到来するという国の試算もあり、地方大の学生争奪は一層激しくなりそうだ。
 同部の「県内の大学・短大等整備状況」によると、私立大九校のうち足利工業と作新学院(宇都宮市)、那須(黒磯市)、文星芸術(宇都宮市)の四大学が二年連続で定員割れ。短大は、国学院大栃木(栃木市)と宇都宮文星、二〇〇五年度末で廃止される白鴎大女子(小山市)の三校が定員を下回った。

 四大学のうち那須は前年度より充足率が11ポイント下がり、50%台半ばまで落ち込んだ。同大事務局は「本県はもともと首都圏の大学へ流出率が高い。少子化で門戸が広がったことが重なり、地方大がより影響を受けた」と深刻に受け止める。


投稿者 管理者 : 2004年12月25日 01:41

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