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2004年12月20日

法改正、教科書問題から平和憲法の役割考え 左京で市民集会

京都新聞(12/19)

 憲法、教育基本法の改正や教科書をめぐる問題について考える市民集会「つくる会教科書NO!京都府民の会」が19日、京都市左京区の京大会館で開かれ、参加者は意見発表や講演を通して平和と人権について考えた。

 来年度が中学校の教科書の採択年にあたることから、外交問題にもなった「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書(扶桑社発行)の問題点を指摘し、真の国際理解と平和憲法の役割を考えようと、教職員の組合や在日コリアンの団体などが企画した。

 集会には約120人が参加した。同教科書をめぐる動きが報告された後、市民代表が意見発表。東アジアの若者と交流した高校生は「アジアの平和と友好のためには、歴史事実を知ることが大切」と主張した。

 講演した小森陽一東京大教授は「今、米国の権益を守る戦争が日本に『外注』されつつある。この戦争で、お国のために死ねる子どもをつくるのが教科書の狙いだ」と厳しく批判した。


投稿者 管理者 : 2004年12月20日 00:00

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