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2004年12月20日
憲法を守ろう「九条の会」 愛知・大学人の会発足記念し講演会
東京新聞(12/19)憲法九条を改憲の動きから守ろうと、「憲法『九条の会』アピールに賛同する愛知県大学人ネットワーク」(略称「九条の会」愛知・大学人の会)が十八日発足し、名古屋市中区金山の市民会館で記念講演会を開いた。 (勝見 啓吾)
大学関係者や学生、市民ら約八十人が参加。講師の新美治一名古屋経済大教授は「日本国憲法の最大の価値は、戦争をしない国、戦争をできない国という考えを貫いていること。九条の役割を評価し、内容を実現する運動を続けなければ」と話した。
小林武愛知大法科大学院教授は自民党の改憲論議など現状を分析し、「改憲への流れと、戦争をする国への流れが並行して非常に速いテンポで進んでいる」と指摘。「政府が強引に進めているのではなく、北朝鮮問題に見られるような一種の排外主義がそれを支えているのではないか」と注意を喚起した。
大学人の会は今後、各大学ごとに教職員や学生の賛同者を募りながら憲法を守る運動を広げ、憲法をめぐる情勢についての勉強会や講演会を随時開催することにしている。
会は、作家の井上ひさしさんらが六月に結成した「九条の会」に共鳴し、福田静夫日本福祉大名誉教授らが中心になって県内の大学教員やOBに呼びかけて結成。約七十人が呼びかけ人として名を連ねた。
投稿者 管理者 : 2004年12月20日 00:05
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