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2004年12月24日
理科教育:物理3学会、中教審に12項目の提言
毎日新聞(12/23)日本物理学会、応用物理学会、日本物理教育学会の3学会は22日、小・中・高校の理科教育の充実を求める12項目の提言を中央教育審議会(鳥居泰彦会長)に提出した。小学1、2年の「生活科」を廃止して理科を復活させ、小学3年生以上と中学でも「総合的な学習の時間」を減らして理科の授業時間を「ゆとり教育」導入以前の水準に戻すことを求めた。
また、教える内容を減らした現行の学習指導要領は「科学を系統立てて学べない」と指摘。理科専科の教員を全小学校に置くことや、教員の自主的な研修を奨励する制度の整備を提言した。
3学会の代表は同日会見し「物理だけでなく理科全体の問題だ。現状では国民の科学力に深刻な影響が出る」と強調した。
[関連ニュース]
■理科の授業時間増やして 物理関連3学会が提言(共同通信12/22)
■理科の学習時間、回復を=中教審会長らに提言-物理関連3学会(時事通信12/22)
投稿者 管理者 : 2004年12月24日 00:25
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