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2004年12月24日

岩手大、1億6000万円の余剰金--独立法人化後初の中間決算

毎日新聞(12/23)

 ◇上半期収納確保などで

 岩手大学は4月の独立行政法人化以来初の中間決算を発表した。国からの運営費交付金(当初予算額76億4900万円)や授業料・入学検定料(同35億7226万円)のうち上半期収納額を当初見込み通り確保する一方で、動物病院に収容されている家畜の治療による収入が見込みより増額した。支出では人事院勧告に基づく寒冷地手当の減額や教員の欠員が増えたことで約1億6000万円の余剰金が出た。

 これに伴い約1億8000万円規模の補正予算を編成することとし、視聴覚設備を更新し、グラウンドを改修する。

 また法人化後6年間の中期目標・計画(211項目)のうち04年度の計画(110項目)の上半期の達成状況をまとめた。全体として66%に当たる73項目を「順調に実施」とする一方で、34%の37項目が「十分実施できていない」「実施していない」と評価された。

 評価したのは、学内の理事、学部長らで構成する評価・点検委員会。教育研究等の向上に関する措置▽業務運営の改善効率化に関する措置▽財務内容の改善のための措置▽自己点検・評価についての情報提供に関する措置▽その他--の5分野について評価した。「実施していない項目」として(1)学長と学生との定期的な懇談会の開催(2)外国の大学・研究機関との連携、交流、国際性を重視した教育と地域社会の国際化に貢献するための基本計画の策定▽民間企業や地方自治体への大学教職員の派遣による人事交流--の3項目を挙げた。


投稿者 管理者 : 2004年12月24日 00:28

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