個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 国家公務員、内部業務は3割削減 新行革大綱を閣議決定 »

2004年12月27日

USR、大学の社会的責任、「内容わかる」は6割―21世紀大学経営協が調査

日経産業新聞(12/24)

 大学改革に関心を持つ経済人や大学人で構成するNPO法人(特定非営利活動法人)、21世紀大学経営協会(理事長・宮内義彦オリックス会長)は二十二日、大学の社会的責任(USR)に関する調査をまとめた。USRを内容まで知っていると回答した大学は六割で、実際の取り組みとして「本業としての教育・研究」を挙げるところが最も多かった。
 USRという言葉を聞いたことがないと回答したのはわずか八・〇%で、九割超は聞いたことがあるとこたえた。ただ、「内容は知らない」が三〇・八%あり、内容まで知っているのは六〇・七%。単科大・短大に比べ総合大学は七一・七%と約二〇ポイント認知度が高かった。
 内容を知っている大学に実際に取り組んでいるかを尋ねると、「すでに取り組んでいる」が三五・二%、検討中を含めると八〇・三%。内訳は私立が七六・六%に対し、国公立が八六・七%で、国公立大が上回った。
 USRとして「何ごとにも優先すべき事項」では、「本業としての教育・研究の内容」(八九・六%)、「公正な入試・入学手続き」(六三・二%)、「在校生にとって良好な教育環境」(五〇・二%)の順となった。
 調査は十―十一月に国公立、私立大学合わせた全国八百四十七校を対象に日経リサーチを通じて質問紙郵送法で実施、二百一校から回答を得た。回収率は二三・七%。

投稿者 管理者 : 2004年12月27日 02:22

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/314

コメント