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2004年12月29日

札幌市立大学(仮称)、第6回設置準備委員会議事録

(仮称)札幌市立大学のホームページ
 ∟●第6回(仮称)札幌市立大学設置準備委員会概要
 ∟●第6回(仮称)札幌市立大学設置準備委員会議事録
 ∟●第6回設置準備委員会 資 料

 ……札幌市では、市立大学の設置につきましては、市民の皆様方の貴重な税金を財源として設置する公立大学であること、また、市民に開かれた大学を目指すということから、その手続の透明性の確保、あるいは、広く市民論議を行い、それを踏まえた公開の大学設置準備委員会の審議を通じて合意された内容を尊重するということを大原則としてこれまでも準備を進めてきたところでございます。
 そうした中、去る7月23日に川崎先生にもご出席いただきまして開催されました第5回大学設置準備委員会で、教員募集につきましては、原則、公募により行い、一般公募に先立ち、高専・高看からの学内募集を実施することとし、準備委員会で決定した教員の採用方針、選考基準に基づいて、教員選考委員会委員の合議による選考を経て採用予定者を内定することとされたところでございます。
 しかしながら、その後、川崎先生から、高専教員の大学教員としての採用に関しては、英語で授業ができることを条件とする、また、白紙委任状を提出させるなどの新たな採用条件を付加して行いたいとの意向が示されました。
 しかしながら、これらの条件は大学設置準備委員会の合意事項を逸脱しておりますし、札幌市といたしましても受け入れがたいものと判断させていただきました。
 そのため、札幌市の考え方などについてご説明させていただこうとしたのですけれども、7月31日に、川崎先生から上田市長あてに、「辞退します」という表題で、教員選考などに関する札幌市との考え方の相違により学長予定者をやめざるを得ないとの内容の電子メールが届きました。
 そのため、福迫副市長などが2度にわたって札幌市の考え方などについてご説明にお伺いしたのですが、ご理解をいただくことができず、最終的には、上田市長が8月16日に川崎先生にお会いしてお話しをさせていただきましたが、残念ながらご辞退のお申し出を受諾せざるを得ない旨お伝えし、8月19日にその旨を記者発表したところでございます。……

投稿者 管理者 : 2004年12月29日 00:05

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