個別エントリー別

« 開かれた大学改革を求める会、「来年度以降の都立大学則についてはまだまったく片づいていません」 | メイン | その他大学関係のニュース »

2004年12月15日

守山市長「納得できぬ」 平安女学院大の学部統合

朝日新聞(2004/12/15)

 平安女学院大びわ湖守山キャンパス(守山市三宅町)の学部の統合問題について、守山市の山田亘宏市長は14日の市議会で、大学を運営する学校法人平安女学院(京都市)から大学の会計収支状況などを示す資料を提供され、学部統合の決定に至る経緯の説明を受けたことを明らかにした。しかし、「まだ納得するには不十分だ」と話し、再度説明を求める考えを表明した。
 市みらい政策課によると、今月8日、学校法人側から、学生数の減少傾向を示す資料や年度ごとの会計収支状況の資料の提供があり、守山市の現代文化学部を高槻キャンパスに移して統合することで「経済的効果が期待できる」との説明を受けたという。山田市長は答弁の中で「統合で経費の削減ができるとしていながら、引き続き別の形で大学機能を残すのは矛盾しており、納得できない」と語った。また、「学生がいなくなれば補助金の返還を求める」という市の基本姿勢を改めて大学側に伝えることを議会に約束した。
 大学側が先月20日、チラシで「時代の先端をゆく学園機能を計画」と、キャンパスの活用策を市民にPRしたことに対し、「統合を前提とした方策で、一方的。学院の態度に不信感を抱かざるをえない」と話した。


投稿者 管理者 : 2004年12月15日 10:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/974

コメント