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2005年01月03日

高等教育研究会、「国立大学法人1年目の冬を迎えて」

高等教育研究会「告知板」

第56回定例研究会
「国立大学法人1年目の冬を迎えて」

 2004年は、国立大学法人がスタートするとともに、第三者評価の法的義務付け、専門職大学院の開設など、高等教育の大きな転換点となっています。国立大学法人は、六つの評価機関から評価がおこなわれることになっていますが、その中で、国立大学法人評価委員会が、各国立大学法人の中期目標・中期計画案を承認する際に、「記述が抽象的である」などと指摘して修正を促した結果、「数値目標」を明示する大学が増えました。

 しかし、そうした動向をみていると、何のための大学評価なのかという危惧をもたざるをえません。また、評価関係の書類づくりにおわれて、教育面でもしわ寄せが起きているという実情も明らかになっている中で、今後の大学づくりのあり方が問われています。

 今回の定例研究会では、これまでの国立大学の組織運営のあり方などが、法人化によって大きく様変わりする中で、教職員の間で「国立大学法人」へ移行する際に組織運営などをめぐってどのような議論がおこなわれてきたのか、また法人化1年目の現時点において、どのような問題に直面しているのか、職場の実情を交えてご報告をいただきます。お忙しい中ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。


*日時 : 2005年1月20日(木) 午後6時30分より
*場所 : 京都私学会館204号室
*報告者 : 大西  広氏(京都大学)

投稿者 管理者 : 2005年01月03日 01:51

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