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2005年01月12日

国民生活金融公庫が大学進学費用に関する調査結果(愛媛)

読売新聞(1/11)

 昨年度の大学受験から入学までの総費用の平均が前年より4万6000円上回り179万6000円だったことが、国民生活金融公庫松山支店などの調査で分かった。一方で、毎月の仕送りは三年連続で十万円を割って9万円にとどまり、一九九四年の調査開始以来、最も少なくなっている。

 調査は、一昨年十月から昨年四月までに、国民生活金融公庫の教育ローンを利用した県内に住む四百十八人を対象に実施され、うち二百人から回答があった。

 調査によると、一人あたりの受験校数は平均二・五校で、進学先は国公立が37・5%、私立が62・5%。文系が69・3%、理系が30・7%だった。地域別では、県内が24・5%と最も多く、京阪神21・5%、首都圏15%と続いた。

 進学にかかる費用では、自宅通学者は107万6000円だったのに対し、自宅外通学者は192万円と大きな差があった。自宅外通学者を地域別でみると、首都圏が216万3000円と最多で、京阪神の199万5000円が続いた。

 毎月の仕送りでも首都圏が9万9000円、京阪神が9万2000円だったのに対し、中国8万円、四国8万1000円だった。

 回答のなかには、「給料、ボーナスの減額で子どもの大学進学を断念しようと思ったが、親の責任と思い進学させた」「自営業で不景気のために思うように学費が工面できない」などの声も寄せられていた。


投稿者 管理者 : 2005年01月12日 01:46

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