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2005年01月12日
横浜市立大、去るもの残るもの
■伊豆利彦氏のホームページ
∟●掲示板2 http://www1.ezbbs.net/27/tiznif/ より
■学問の自由と大学の自治の危機問題(佐藤真彦教授)経由
去るもの残るもの抵抗のないところに学問はない。
しかし、抵抗はさまざまにおこなわれるのだろう。
横浜市大の現実は悲惨だ。
しかし、そこに抵抗がなかったわけではない。
首都大学という大学もまた同様なのだろう。大学は死んだと思う。
こんな大学はない方がいいという言葉にも共感する。
しかし、そう言いきっていいのかという思いが残るのだ。大学を去っていった人々のことを思い、残った人々のことを思う。
あれかこれかだけでは、これからの時代をたたかって行けないのではないか。この悲惨な現実から、新しい抵抗ははじまるのではないか。
大学をやめて13年にもなる私にはわからないが、いまの私は残った人たちの苦悩を思い、彼らを励ましたいと思うのである。悲惨な現実をはっきりと見つめ、現実に抗し得ず、時代に押し流される自己の無力をしっかりと認識するところから、新しい道を切り開く必要があるのではないか。
首大非就任者の会のメッセージを読みながらいろいろに考える。
http://www.kubidai.com/
投稿者 管理者 : 2005年01月12日 01:47
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