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2005年01月22日

唐津東高跡地に県立大学設置を提唱

佐賀新聞(1/21)

 産学官連携で県立大学の設置を目指すNPO「肥前の国に大学を作ろう会」(西村正俊理事長)は二十日、県立大学のあり方に関する調査の中間報告書を県に提出した。唐津東高跡地を中核施設とし、中心市街地の空き店舗にサテライト教室を設ける新たな方式の大学像を提唱した。

 報告書では、大学施設は唐津市に本部を置き、有田窯業大学校もキャンパスとするほか、県内各地の空き店舗などを利用して教室とする。学生数は社会人も含め二千人を予定している。六年制で、有田焼など地域産業と関係するマイスター(熟練した技能者)や経営学修士(MBA)、環境、福祉関係の人材を育成を目的とし、インターネットなどによる在宅授業も受けられる方式とする。

 同会は二〇〇三年九月から既存の枠組みにとらわれない県立大学づくりの調査研究を続けており、三月末までに最終報告書を作成する。中間報告書の提出を受けた県私学文化課は「県庁内でも県立大学の検討を続けており、報告書を参考のひとつにしたい」と話す。


投稿者 管理者 : 2005年01月22日 01:33

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