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2005年01月24日

子供を1人育てる費用、国立大まで2859万円 私立大は3000万円超?

「子供を1人育てる費用は約2000万円」と聞きますが

日本経済新聞(1/23)

「子供を1人育てる費用は約2000万円」と聞きますが、本当ですか?

 「2000万円」という数字が語られ始めたのは、1990年代中ごろです。93年版「厚生白書」は、教育費や食費などを合わせた子育てコストを「成人するまでにおよそ2000万円」と試算。「子供が大学に進学する時期には、子育てコストは可処分所得の45―70%にのぼる」と指摘しました。
 2001年にはAIU保険が、大学卒業までの22年間にかかる費用総額を、子供が進学する学校の種類別に算出しました。まず食費や衣料費などの基本的養育費(学費は除く)は1680万円です。学費については、最も安いのは大学まで国公立校のみに通うケースで、1179万円。それでも養育費と合わせた額は2859万円にもなります。
 学校が私立の場合はさらに金額が膨らみますから、今では厚生白書で指摘された2000万円では収まらないのかもしれません。しかし試算には、七五三や塾にかかる費用など、必ずしも必要ではないものも含まれており、圧縮する余地はありそうです。


投稿者 管理者 : 2005年01月24日 00:15

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