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2005年01月29日

青公大で新たに架空請求の疑い

東奥日報(1/28)

 青森公立大(青森市)の不正流用問題で、大学の元総務課長(47)=現・青森市総務部付=が自己申告している教員旅費の不正流用以外に、架空請求が疑われる教員旅費が計十二件あることが市の調査で分かった。市は二十八日、青森市議団に対する説明会で「元総務課長の欺こうとした意思などが確認された場合、新たな法手続きを取る」とし、詐欺罪での告訴も検討していることを明らかにした。

 市によると、市の調査チームは二十八日までに、在職教員二十八人のうち、二十七人の旅費二百五十五件について調査を完了。パスポートの出入国記録調査やヒアリングの結果、開学当時の一九九三年度から二〇〇二年度までに、元総務課長が供述している不正流用額約四千七百万円のほかに、計十二件、延べ十人分の教員旅費が架空請求されている疑いが見つかった。内容は、市から教員旅費が支出されているにもかかわらず、教員自身は出張の事実を否定しているケースなど。

 新たな架空の総額について、市は「固まっていない」としているが、「元総務課長が自己申告している額を上回る」とみている。

 市の調査は二月中にも終了する見込みだが、米塚博総務部長は議員説明会で「弁護士と相談して詐欺罪の構成要件が確認されれば、躊躇(ちゅうちょ)することなく告訴する」などと明言。昨年六月に虚偽公文書作成罪で青森署に告発したのに続いて、法的手続きを取る方針を示した。


投稿者 管理者 : 2005年01月29日 00:21

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