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2005年01月29日

札幌市立大初代学長に原田氏 筑波大大学院教授、デザイン学の権威

北海道新聞(1/28)

 人選が難航していた二○○六年四月開学を目指す札幌市立大学(仮称)の初代学長に二十七日、筑波大大学院人間総合科学研究科教授の原田昭氏(62)が就任することが内定した。札幌市の上田文雄市長が同日、記者会見して明らかにした。

 原田教授は大阪府出身。東京教育大を卒業後、民間のデザイン研究所の計画部部長などを経て、一九九三年に筑波大教授に就任。昨年三月まで日本デザイン学会とアジアデザイン学会の会長を歴任。「感性工学」という新しい分野を築き、現在は同大大学院の感性認知脳科学専攻長のほか、日本感性工学会の会長も務めている。

 原田氏は、市が昨年秋に募集した公募教員の一人で、昨年末に教授としての採用が内定。市の要請で二十五日に来札した際、上田市長から直接要請された。

 原田氏を選考した理由について上田市長は、市立大学の管理・運営に対する高いマネジメント能力とリーダーシップが期待できることや、市立大学の役割や将来像について明確な展望を持っているなどと説明した。

 学長予定者の選考をめぐっては、昨年八月に初代学長への就任が予定されていた名古屋市立大大学院の川崎和男教授が辞退し、その後、別な候補者の名前も浮上したが、実現しなかった。

 原田氏は「突然のことで驚いている。重い責任を背負うことになったが、全力を尽くし、つくってよかったと言われるような大学にするために努力したい」と話している。


[同ニュース]
札幌市立大:初代学長に原田昭氏内定(毎日新聞1/28)
札幌市立大学長に原田氏内定 筑波大院教授 デザイン界の第一人者 (朝日新聞1/28)

投稿者 管理者 : 2005年01月29日 00:22

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