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2005年02月03日

北大、総長意向投票結果

学内投票で現職が1位 北大学長選

北海道新聞(2/02)

 任期満了に伴う北大学長選考の学内意向投票が一日行われ、現職の中村睦男氏(65)が有効投票の53%を得て一位となった。この結果を参考に、外部を含む委員十三人で構成する同大の選考会議(泉誠二議長)が三日、次期学長を選ぶ。

 有権者は同大の専任講師以上の教員と幹部職員ら千五百七十五人。候補者は二人で、有効投票千百六十八票のうち中村氏が六百十五票を獲得した。北大総合博物館長の藤田正一氏(60)は五百五十三票だった。投票総数は千百八十四(無効票十六)で投票率は75・17%。

 北大はこれまで、学長を学内投票で選んできたが、法人化に伴って選出方法を変更。意向投票の結果は参考にとどめ、三日の選考会議で、委員十三人による投票で最終決定する。

北大総長選考意向投票結果

「ごまめのはぎしり」(2005年 02月 01日)より
AcNet RSS[37587]経由

今日は北大総長選考の「意向投票」だった.

結果は,
中村睦男(現職) 615 票
藤田正一(博物館長・前副学長) 553 票
だった.あとは,2月3日に決定権を持つ13人の「総長選考会議」が独自に投票を行って次期学長が決まることになる.まずこの結果がひっくり返ることは無いだろう.

「穏健派?」のある教授は,現状への不満が反映されていて,このくらいでちょうど良い,と言っているが,この結果をどう観るか.意向投票の有権者から助手が排除され,代わりに課長以上の職員が加えられ約1600人らしい.投票率は70%を超えている.今回,助手や下級職員に投票権が無いから,投票者はどちらかといえば保守層ではないだろうか.推薦者に,前研究科長の肩書きを持つ教授をずらっと並べた現職が,わずか62人(5%)しか勝てなかったのだから,始めから「浮動票」を排除した「総長選考会議」の作戦勝ちか.


投稿者 管理者 : 2005年02月03日 00:59

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