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2005年02月04日

大分県立看護科学大・芸術文化短大 広瀬知事に法人化を答申 検討委

西部読売新聞(2/03)

 ◆効率的な運営など図る
 県立看護科学大と同芸術文化短期大(いずれも大分市)の法人化を協議してきた検討委員会(会長=嘉目(よしめ)克彦・大分大副学長)は、両大学について「県立のままでは組織、人事、財務に十分対応できない」として、速やかに法人化するよう広瀬知事に答申した。
 委員会は昨年七月から、他大学との競争に勝ち抜き、効率的な運営、職員の意識改革を図るための手段を六回にわたって協議した。
 その結果、〈1〉職員の非公務員化による人事の活性化〈2〉弾力的な経営のため、公会計から企業会計に転換――などが必要として、法人化を支持した。
 ただし両大学の統合や、芸術文化短大の四年制への移行については、「設置目的が異なり、大学間の距離が離れている」「全国唯一の芸術系公立短大としての特徴を生かしながら、メリットを発揮する」として、現状維持を打ち出した。
 嘉目会長は「法人化は手段であり、目的ではない。法人化のメリットを最大限に活用して、新しい大学を作り上げて行ってほしい」と述べた。
 県は今後、組織や財務などの検討を行い、早ければ二〇〇六年四月にも、両大学を法人化する。


投稿者 管理者 : 2005年02月04日 00:31

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