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2005年02月10日

京都大学職員組合、「法人当局の団体交渉への不誠実な対応に抗議する」

京都大学職員組合
 ∟●「法人当局の団体交渉への不誠実な対応に抗議する」(2005年2月8日)

法人当局の団体交渉への不誠実な対応に抗議する


 われわれは2004年12月22日に「団体交渉統一要求書」を法人当局に提出し、団体交渉を求めた。しかし、今日にいたるまで1ヶ月半以上、法人当局は労働組合である京大職組との団体交渉に応じていない。
 今回の「統一要求書」は106項目に及ぶものであることを勘案し、また従来の慣行を重視して、106項目のうち17項目については「総長交渉」という形式をとってほしい希望をもあわせて12月22日には表明していた。しかし、予備折衝において法人当局は、総長との話し合いを「総長懇談」としこれを「団体交渉」と切り離す姿勢を示した。この姿勢は不当なものであるが、職組は従来通りに総長と話し合う機会を持つことを重要視し、これを「懇談」と位置づけることをやむなく了承した。さらにわれわれは、その「総長懇談」での話し合い項目の数を減らすことも辞さないから「団体交渉」を早急に始めるように要求してきた。その結果、昨日に「総長懇談」を2月下旬に設定すると回答があった。しかし、2月末を期限とした106項目の「団体交渉統一要求書」に基づく交渉については、現在に至るまで法人当局は今後の見通しさえ示さないままである。
 このような姿勢を示す法人当局は、新たに労働法のもとで労使関係を築かねばならないという基本認識をまったく欠き、「団体交渉」の何たるかを理解していないものと言わねばならない。京都大学職員組合はこのような当局の不誠実な姿勢を非難するとともに、今後も同様の姿勢を示すならば、労働法上認められた解決手段をとらざるを得ないことをここに表明し、抗議する。

2005年2月8日
京都大学職員組合 2・8決起集会

投稿者 管理者 : 2005年02月10日 00:45

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