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2005年02月18日
岩手県立大:中期目標・計画案を了承 「実学実践」「地域貢献」柱に
毎日新聞(2/17)◇学外専門家活用など盛り込む
新年度から独立行政法人化する県立大学の中期目標・計画案が、15日の県地方独立行政法人評価委員会で了承された。今年度末で県立大を退任し首都大学東京の学長に就任する西沢潤一学長が掲げてきた「実学実践」の考え方を継承、実社会で通用する人材の育成を基本理念にしている。
中期目標は05~11年度の大学運営の基本的な方向性を示したもので、目標に基づき中期計画が策定された。目標は(1)教育研究の質の向上(2)業務運営の効率化(3)財務内容の改善(4)自己点検・評価(5)施設・設備の整備――の5項目に分類。「実学実践」と「地域貢献」を基本理念とし▽民間企業からの学外専門家の活用▽学生による授業評価制度の整備▽社会人や留学生への教育支援の充実――などを盛り込んだ。
具体策を定めた中期計画の各学部(大学院研究科)ごとの主な内容は次の通り。
◇看護学部
研究科に専門看護師教育課程を開設▽現場での実地指導の充実
◇社会福祉学部
現在の5コース制を4教育分野に再編成▽新たな専門資格取得コースの設置
◇ソフトウェア情報学部
現在は県内の生徒に限定している推薦入試を全国に拡大▽学年の枠を超えた学生の交流促進
◇総合政策学部
盛岡駅西口に新設される「県民リフレッシュ教育センター」(仮称)を活用し、06年度からの全面的な授業科目の見直し▽専門的な見地からの政策提言
投稿者 管理者 : 2005年02月18日 01:23
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