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2005年02月19日

琉大学長選、森田孟進氏、矢ヶ崎克馬氏 両候補交え公開討論会

琉球新報(2/18)

 任期満了に伴い、法人化後に初めて実施される琉球大学の学長選考で、現学長の森田孟進氏、理学部長の矢ヶ崎克馬氏の両候補者による所信表明・公開討論会が十五日、同大で行われた。法人化に伴う大学運営の変化への対応などを争点に、活発な議論が交わされた。
 法人化について、森田氏は四月開設の観光科学科をはじめ、構想段階の海洋生産学部、発酵科学科などを挙げ「沖縄の自然の特定、歴史・文化の固有性などに根差した教育研究によって特化し、地域特性と国際性を併せ持つ大学として発展することを目指す」と述べた。一方、矢ヶ崎氏は「琉球列島で総合的な教育・研究の核として地域の文化を支えてきた。総合的に教育・研究を充実、発展させる義務がある」と、基礎研究の重要性も強調した。
 討論は、今回から投票が選挙ではなく意向調査となった学長選考方法の在り方や、授業料の値上げ、「大学憲章」の制定、大学院大学との連携、職員の過重労働の問題など多岐にわたり話し合われた。
 同会は、意向調査管理委員会と、教授職員会、琉大労組などでつくる三者連絡会の主催で開催。会場には、事務職員、専門職員、教員ら約百四十人が集まった。両候補者に多くの質問が出たほか、選挙廃止に対する異議も挙がった。
 「意向調査」のための教職員の投票は二十一日に実施され、早ければ同日中に、次期学長が決定する。


投稿者 管理者 : 2005年02月19日 01:04

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