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2005年02月24日

在宅起訴されてしまった藤田さんの第1回公判

「日の丸・君が代による人権侵害」市民オンブズパーソン
 ∟●在宅起訴されてしまった藤田さんの第1回公判

在宅起訴されてしまった藤田さんの第1回公判

 藤田さんの無罪を勝ち取り、土屋都議・横山教育長・北爪校長の"犯罪"責任を追及しよう

 4月21日(木)、いよいよ、藤田さんに対する第一回公判が東京地裁で開かれます。

 昨年3月11日に行われた板橋高校卒業式では、学校現場への「日の丸・君が代」強制に狂奔した土屋都議が来賓として出席しました。
その眼前で、ほとんどの生徒が自主的に「君が代」斉唱時に「不起立」をしました。「怒り狂った」土屋は、横山都教育長に「元教員の行為は卒業式に対する重大な業務妨害行為」「法的措置をとる」と答弁させ、両者合作のありもしない「刑事事件」をデッチあげました。土屋・横山の責任は重大です。

 藤田さんは、【卒業式開始前に保護者席で週刊誌のコピーを配布、静かに「着席」などの協力をよびかけた】だけです。
しかし不当にも、その後管理職が来て「来賓」である藤田さんに「退去」を求めました。藤田さんは当然にも「抗議」し、開式前に「退出」しました。この「退出」をめぐる「騒ぎ」を無理やり「業務妨害罪」に仕立て上げる、これがこの裁判で検察側が企んでいる本質です。虚偽に充ちた供述や「証拠」らしきものを用意していますが、それらの虚偽工作は徹底して暴かれることになると思います。

 この「板橋高校事件」では家宅捜索で何も押収できず、5回の任意出頭をかげながら本人逮捕すら出来ませんでした。
板橋警察署は10月7日「書類送検」ですませましたが、年末の12月3日、東京地検は強引に「威力業務妨害罪」で藤田さんを起訴しました。
担当検察官は崎坂誠司。立川テント村自衛隊官舎や葛飾区マンションビラ入れ事件でも起訴を行った検事です。

 「改憲」と「戦争のできる国・国民」づくりを目指す勢力は、「思想良心の自由」や「表現の自由」など基本的人権への攻撃に検察・警察権力を動員しはじめました。
藤田さんの起訴は決して偶然ではありません。今、石原知事は「迷惑行為防止条例」「青少年育成条例」等を改正し、「乱暴な言動、席の座り方、大声、携帯電話の会話、男女の交際」等、市民生活のあらゆる領域で処罰強化を企んでいます。
 狙われているのは、〈藤田さんだけではない、あなたも私も〉です。絶対に無関心でいたり、無視したりできないことです。多くの皆さんの支援をお願いします。共に闘いをすすめていきましょう!


投稿者 管理者 : 2005年02月24日 01:15

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