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2005年03月26日

セクハラ行為 熊本大教授を停職15日の懲戒処分

熊本新聞(3/25)

 熊本大は二十五日、女子大学院生の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、同大の六十歳代の男性教授を停職十五日間の懲戒処分にしたと発表した。同大にセクハラ防止委員会が発足した二〇〇〇(平成十二)年十一月以降、セクハラ行為で懲戒処分を受けた教職員は四人目。

 同大によると、同教授は昨年四月、熊本市の飲食店で所属する学科の新入生歓迎会に出席。同席した女子大学院生に「女性なのにこの大学院に来たの。勇ましいね」と発言、背後からジーパンの中に手を入れて体にさわったという。

 また、同教授は〇一年度の授業で別の女子大学院生の名前を挙げ、「ω(オメガ)」の字を女子大学院生の体の一部に例える発言をしたという。

 昨年五月中旬、セクハラ行為を受けた大学院生が「このような行為を受け精神的にショックを受けた。この教授の授業を受けたくない」などと同大のセクハラ相談員に相談して発覚。同大は当事者や歓迎会出席者などから事情を聴くなど調査した結果、セクハラ行為に当たると判断した。

 同教授は、授業中での発言の一部は認めているが、歓迎会での行為は「覚えていない」と話しているという。

 崎元達郎学長は「このような不祥事が起きたことは誠に遺憾であり、被害者、国民の皆さまに心よりおわびします」とのコメントを出した。


投稿者 管理者 : 2005年03月26日 02:07

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