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2005年03月15日

医大教授セクハラ報道、毎日新聞や弁護士ら敗訴

(読売新聞(3/14)

 埼玉医科大学の男性教授(65)が「セクハラ行為があったと偽りの提訴をされた」などとして、提訴した新潟市内の女性と弁護士、提訴を報道した毎日新聞社に対し、計2710万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であり、瀬木比呂志裁判長は、女性に330万円、弁護士に55万円、同社に110万円の支払いを命じた。

 判決は、女性の提訴を根拠のない不法な訴えと認定。その上で、毎日新聞が教授の実名入りで報道した点について、「実名を使用する必要性が高かったとは言い難く、違法なプライバシー侵害に当たる」と述べた。

 また、弁護士が提訴について会見を開いたことについても、「弁護士の業務を逸脱し、名誉棄損に当たる」と指摘した。

 判決によると、女性は1996年に男性教授の診察を受けた後、「診察中に体を触られた」などと主張して、2000年に約1200万円の賠償を求める訴訟を新潟地裁に起こしたが、敗訴し、東京高裁で敗訴が確定した。

 ◆斉藤善也・毎日新聞東京本社地方部長の話「到底承服できず、控訴する」


投稿者 管理者 : 2005年03月15日 01:59

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