個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 平女大、守山に学部分室を設置 市や県「補助金返還求める」 »

2005年03月19日

助教授処分を決定 北見工大セクハラ、本人は提訴の構え

北海道新聞(3/18)

 北見工大の助教授が女子学生にセクハラ行為をしたとされる問題で、同大は十七日の役員会で、助教授を四カ月の停職とする処分を正式決定し、助教授に言い渡した。これに対し、助教授側は「断じてセクハラをしていない。裁判で真実を明らかにしたい」として、処分停止を求め提訴する構えだ。

 大学側が同日、記者会見で明らかにしたところによると、助教授は女子学生に抱きつくなど、二○○三年五月から○四年十一月にかけてセクハラを行い、セクハラと疑われる行為も含めると十数件に上ったという。

 会見で常本秀幸学長は「教員にあるまじき行為で被害に遭った学生に深くおわびし、再発防止に努めます」と謝罪した。

 これに対し、助教授は大筋では事実関係を認めているものの、「セクハラではなく、大学は学生の言い分しか聞いていない」と文書で大学側に反論。助教授の代理人の弁護士は「弁明の機会はわずか二回で不当な処分を取り消すべく裁判で真実を解明する」としている。

女子学生にセクハラ 北見工大助教授を停職4か月

東京読売新聞(3/18)

 北海道・北見工業大(常本秀幸学長)は17日、同大の女子学生3人に対し、体に触れるなどのセクシュアルハラスメントをしたとして、58歳の男性助教授を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。一方、助教授は処分を不服として、近く処分取り消しを求める訴訟を起こす。
 同大によると、助教授は、2003年5月、当時4年生だった女子学生に、助教授宅で開かれた研究室のパーティーで、学生の口の周りにチューブ式のチョコレートを付け、それをなめたり、04年7月から11月にかけて、別の女子学生2人に、夜間、1人で研究室に来させるなど、計10回以上のセクハラ行為などをした。
 今年1月にセクハラ相談員に苦情相談があって発覚、セクハラ調査委員会が当事者に事実確認をしていた。常本学長は記者会見で、「助教授の行為は、教員としてあるまじき行為であり、被害に遭われた学生に深くおわびする。今後、再発防止に努める」と謝罪した。
 一方、助教授は、代理人弁護士を通じて、「私は断じてセクハラをしていない。裁判で真実を明らかにしたい」とコメントした。


[同ニュース]
北見工大の助教授セクハラ? 4カ月の停職処分 本人、不服申し立て(北海道新聞3/16)
セクハラ、北見工大助教授を停職処分に(毎日新聞3/18)

投稿者 管理者 : 2005年03月19日 00:03

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/895

コメント