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2005年03月19日

『守山に大学分室』 平安女学院大

中日新聞(2004/3/19)

 平安女学院大びわ湖守山キャンパス(守山市三宅町)で学ぶ現代文化学部の卒業式が十八日、守山市民ホールで開かれ、二学科の学生百四十五人が卒業した。四月に同大高槻キャンパス(大阪府高槻市)に統合されるが、山岡景一郎理事長は式で「いろいろな研究を行う『研究科』を一年以内に設置する」と話すとともに、守山キャンパスに四月から大学の分室を置くことも明らかにした。

 守山キャンパスは二〇〇〇年四月開校。守山市は「大学を核としたまちづくり」を目的に約二十五億六千五百万円、県も施設整備などで八億円の補助金を交付した。しかし、大学側は学生の定員割れなどを理由に昨年三月、守山からの撤退を市などに伝えていた。

 守山キャンパスには現在、一-三回生計三百十八人が在籍するが、全員が高槻キャンパスに移ることになっている。

 山田亘宏・守山市長は式終了後、「四月一日に学生がいなくなったのを確認した上で、県とともに補助金の全額返還を要求したい」とあらためて表明した。県もすでに、国松善次知事が補助金の返還を求める方針を明らかにしている。


投稿者 管理者 : 2005年03月19日 11:41

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