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2005年03月31日

卒業式「君が代」不起立で50人余り処分へ 東京都教委

朝日新聞(2005年03月29日)

 東京都教育委員会は29日、今春の公立高校の卒業式で「君が代」斉唱時に起立などを求める職務命令に従わなかったとして、教職員50人余りを懲戒処分する方針を固めた。30日に開く教育委員会の臨時会で処分内容を決める。

 都教委が君が代斉唱での起立を求める通達を出して以降、初の卒業式となった昨年は、約200人が不起立などで処分された。

 都教委によると、処分対象の大半は都立高校の教職員だが、都立養護学校や公立小中学校の教職員も、それぞれ数人含まれているという。

 多くは「君が代・日の丸」関連で初めて処分される教職員で、懲戒処分の中で最も軽い「戒告」となる見通しだ。2度目の処分となる教職員も約10人、3度目も数人いるという。

 これまでに2度目の処分で減給10分の1、1カ月となった例がある。今回、3度目はさらに重い処分になる可能性がある。

広島県教委と神奈川県教委の場合は以下。

君が代起立せず11人を処分 広島県教委、組合は批判

共同通信(3/30)

 広島県教育委員会は30日、今春の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかったとして、県立高校2校と県立養護学校1校、広島県東広島市などの中学校3校の計6校の教諭6人を戒告の懲戒処分にした。また、県内の小中高校4校の5人を文書訓告とした。
 県教委は処分理由を「校長の命令に従う義務を定めた地公法に違反する」などと説明。
 これに対し、県高等学校教職員組合の秋光民恵委員長は「年々、君が代強制の度合いが強まり、児童、生徒の内心の自由まで侵害されている。誰のための卒業式なのか、憤りを感じる」と厳しく批判している。
 県教委によると、11人はいずれも、3月の卒業式の前に校長から君が代斉唱時に起立するように職務命令を受けていたが、起立しなかった。

「日の丸・君が代」の強制……東京都の後を追う神奈川県教委(janjan3/30)

投稿者 管理者 : 2005年03月31日 00:54

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