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2005年04月12日

文科省、「21世紀COE」の補助金決定

日経新聞(4/11)

 文部科学省は11日、世界水準の大学の研究教育拠点に予算を重点配分する「21世紀COEプログラム」の今年度の拠点別配分額を決めた。2002―04年度に11分野で採択された国公私立大91校の計273拠点に総額約352億円の補助金を交付する。

 今年度の配分額には昨年、02年度採択分に対して5段階で行われた中間評価の結果が初めて反映された。下から2番目の「当初目的の達成は困難で計画の大幅縮小が必要」とされた九州大と法政大の2研究に対する補助金は、大学側が申請額を減らしたこともあって前年比約7割減った。

 3段階目の「目的達成は難しいと思われ計画変更が必要」との評価を受けた10件の研究に対する補助金も総額で9.4%減。一方「目的達成は可能」との最上位の評価を得た41件は18.3%増、上から2番目の「目的達成には一層の努力が必要」とされた60件も2.8%増だった。交付額全体の78.6%を国立大が占め、私立大は18.9%、公立大は2.5%。大学別にみると最も多いのは東京大の約43億円で、京都大の約34億円、大阪大の約25億円などが続いた。

端研究への予算配分決定 文科省、低評価は大幅減

河北新報(4/11)

 文部科学省は11日、大学の世界的研究拠点作りを目指す「21世紀COEプログラム」で採択した研究への2005年度の補助金額を決定した。総額は351億9000万円。昨年11月に公表済みの5段階の中間評価で下から2番目のD評価(当初目的は達成困難)とされた研究(2件)は、平均で前年度比68・2%減額された。
 中間評価で「目的達成が可能」のA(41件)は前年度比18・3%増、「努力が必要」のB(60件)は2・8%増。「当初計画の変更が必要」のC(10件)は9・4%の減額。研究中止になるEはなかった。
 補助金は02-04年度に採択した国公私立の91大学、273件の研究が対象。大学別の総額は東大の43億3000万円が最も多く、京大33億7000万円、大阪大24億6000万が続いた。


投稿者 管理者 : 2005年04月12日 00:17

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