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2005年04月21日

山梨大のパワハラ解雇:元助教授、地位保全など求め仮処分申請

毎日新聞(2005/04/20)

 医局員らに権限を利用した嫌がらせ(パワー・ハラスメント)をしたとして諭旨解雇処分となったのは不当として山梨大大学院医学工学総合研究部の元助教授の女性(47)が19日、同大を相手取り地位保全と給与の仮払いを求める仮処分を甲府地裁に申請した。
 同大の人事委員会は女性が医局員の業績をデータベースから削除するなどの嫌がらせをしたとして3月30日付で、諭旨解雇処分とした。これに対し女性は「(指摘された)事実はなく、人事委員会はこちらの言い分を聞かずに処分を決めた。適正な手続きを踏んでいない」と主張している。同大は、「十分な調査を行った上での処分。詳しいことは内容を見ていないのでコメントできない」と話している。

地位保全求め仮処分を申請 元山梨大助教授=山梨

東京読売新聞(2005/04/20)

 手術立ち会いの機会を与えないなどの医局員への嫌がらせなどを理由に、今月8日付で山梨大を解雇の懲戒処分となった大月佳代子・元同大医学部助教授(47)が、処分を不服として19日、甲府地裁に地位保全と給与の支払いを求めた仮処分を申請した。
 大月元助教授は「処分の基礎となる事実はなかった。十分な申し開きの場を与えられないまま一方的に処分を言い渡された」としている。同大総務・広報課は「申請内容を知らされていないためコメントできないが、懲戒処分は適正だった」としている。
 大月元助教授は昨年6月、医局員に相談された医学部長(当時)から退職を迫られ、精神的苦痛を受けたとして、医学部長を相手取って損害賠償を求める訴訟も起こしている。


投稿者 管理者 : 2005年04月21日 01:23

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