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2005年04月27日

「日の丸・君が代」強制の石原都知事らを「告訴・告発」

JanJan(2005/04/26)

 4月22日、東京銀座の「京橋プラザ」で、石原都知事や横山教育長らの「日の丸・君が代」強制は違憲と訴え、『石原の犯罪を法廷で裁け! 第4次告訴・告発報告集会』が開かれ84人が参加した。

 昨年12月1日に第1次告訴・告発状が提出され、今回は第4次となる。今回で非処分者の告訴人21名、告発人393名、賛同人4322名(うち、現職教師2784名)となり、現場の教師が如何に悩んでいるかが判る。

 告発人には浅野健一、伊佐千尋、色川大吉、高岩仁、本多勝一氏……等の他、83人の弁護士が、また、賛同人には3000人近くの現職教師の他、阿部猛、小田実、岡部伊都子、太田暁、斎藤貴男、澤地久枝氏……なども支援し、冤罪事件で有名な後藤昌次郎弁護士と、元日弁連会長の土屋公献弁護士が告発人兼代理人代表を引き受けている。

 司会挨拶の後、被処分者の告訴人代表が、処分者の「異議申し立て」について、都教委はその審議会を一度も開かず放置したままとなっているとその実態を報告し、都教委の困惑ぶりが伺われる。

 また当日、後藤弁護士らと告訴・告発状を提出した永見弁護士が当日の情況を報告した。検察庁に着くと敷地内に入れない情況があり、何とか説得して建物内に入るとと、今度は「検事には会わせない約束で入れた」と検事への面会を拒否、更に交渉を続けると今度は「(検事に)電話をしてくれ」との始末、「いま検察庁に居るのに何故電話が必要か、貴方が取次げば済む」というやり取りの、イヤガラセと「漫画」みたいな情況があったと報告した。また、後藤弁護士は講演のなかで、「通達」は法律でも条令でもなく、憲法に違反した通達は許せない!と怒りの講演をした。

 その後、告訴・告発人などのリレートークがあり、北村小夜さんからは「教科書」の現状・実態についても報告があった。


投稿者 管理者 : 2005年04月27日 01:18

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