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2005年04月08日
[顔]横浜市立大の学長になった ブルース・ストロナクさん
横浜市立大の新学長ブルース・ストロナク氏の任期はなぜ1年なのだろうか。1年任期の学長選任など聞いたことがないのだが…。
東京読売新聞(2005/04/06)◇Bruce STRONACH 54歳
◆「学長のイメージ破りたい」
「私がここにいること自体が、日本社会の変化の表れです」。法人化された横浜市立大の初代学長として、5日の入学式では、壇上から日本語と英語で語りかけた。
国公立大の外国人学長第1号。「外国人」の肩書がニュースになることには不満もあるが、「その分、既存の学長像に収まらなくて済む。学長のイメージを破りたい」。
専門は国際関係学。29年前に、慶応大との共同研究で来日して以来、日米両国を行ったり来たりしてきた。今回、慶大時代からの友人で、市立大の理事長に就任する予定だった孫福弘(まごふく・ひろむ)氏(昨年6月急逝)から招かれ、学長就任に結び付いた。
市立大は今、大学改革のまっただ中。商学・理学・国際文化の3学部を統合した「国際総合科学部」の創設が目玉だが、今春の志願者は大幅に減ってしまった。
任期は1年と短いが、「私が学長になったこと。文系と理系の垣根を低くしたこと。そうした改革の中身をアピールすることが自分の役目」と心得ている。
日本での生活は通算15年目で、日本社会での振る舞い方も熟知し、「少し日本人になっているかも」とも感じる。かつて、大学院大学の教授として過ごした新潟県では、登山や名酒も楽しんだ。2人の娘も地元の小学校に通った。日本人の妻と、大学生、高校生になった娘を米国に残しての単身赴任だが、夏休みに家族が休暇を過ごしに来るのが楽しみだ。
投稿者 管理者 : 2005年04月08日 00:06
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